シャンパーニュ地方 コート・デ・ブラン アヴィズ村

CHATEAU D’AVIZE シャトー・ダヴィズ

シャンパーニュを造り始めたロシア人オーナー 

 

 2010年、ロシア人ボリス氏は朽ち果てた城とブドウ畑を買い取り、シャトー・ダヴィズをスタートさせました。スパークリングワインを飲む人が多いロシアでは、ただのスパークリングワインも「シャンパーニュ」と呼ばれている事に憂いを抱いた彼は、母国に手頃で美味しい本当のシャンパーニュを伝える為に、この事業を始めました。偶然にもシャトーを修復する際、そこに残されていた膨大な資料の中に、1900年前後にフランスで活躍したロシア人醸造家ヴィクトール・ドラヴィニーの記録を見つけ、そのオマージュとして彼の名を冠したシャンパーニュが造られました。

ブルゴーニュを意識したシャンパーニュ造り

 

 醸造を行うのは40代前半の若き醸造家・ルスール氏。彼は細かく区画・年号ごとにシャンパーニュの原酒を醸造し、樽熟成をさせています。その原酒をテイスティングしてみると、味わいはブルゴーニュのムルソーのようにリッチでまろやかです。彼が目指す「ブルゴーニュのワインを意識した原酒造り」とはこのことかと。彼は、更にそれらをブレンドすることでシャンパーニュの独自性も表現できるとして日々、取り組んでいます

有機栽培のブドウとエコを重視したな醸造所

 

 この蔵の全てのシャンパーニュは有機栽培(ビオロジック)で育てられたブドウで造られます。購入したブドウも一部使用していますが、それももちろん有機栽培。自社の畑は馬で耕作し、トラクターなども使わないという徹底した有機農法に取り組んでます。醸造所は熱効率を考えた構造設計で、無駄なエネルギーを使わずにシャンパーニュ造りを行っています。